ニライカナイの風は三線にのせて

  

名護市役所。

30年以上経つ建築物ですが、

いつ見ても古さを感じさせない面白い作りです。


当時の建築設計コンペには日本全国から308件もの提案が集まり、

二段階選抜を経て『象設計集団』が設計者として選定。

1981年には、国内で最も権威のある建築の賞、

日本建築学会賞を受賞しています。

国道沿いの壁一面や庁舎のあちらこちらには、

全てデザインの異なる56体のシーサーが配置。



56という数は名護市内の55集落＋市庁舎からきているそうです。

小さな頃から親しみのある役所ですが、

随所に面白いこだわりが垣間見え、

あらためてゆっくり散策してみたいと思いました。




帰りには、実家近くで　『筑豊ナンバー』　の車を発見！！

嬉しくなって思わず弟に運転を引き返してもらいパチリ。

何だかハッピーな気分♪   

沖縄でラーメン屋さんに入る事はあまりありませんが、

ちょっと小腹が空いたので寄り道です。

弟と一緒だと、私が少食に見えてなんか嬉しくなります。




鶏そぼろがトッピングされた塩ラーメンは斬新な味でした。  

第66回 沖展へ。

平日にも関わらず、朝から駐車場は混んでいました。

個人的には版画、織物、染色に好きな作品が多くありましたが、

少しバタバタだったので、購入したパンフレットをゆっくり見ようと思います。



4月6日（日）まで開催しています。出来ればもう一回、足を運びたいなー…。  

伊計島からバスを乗り継ぎ、実家のあるやんばるへ。

伊計島、宮城島、浜比嘉島、平安座島、

それぞれ橋でつながる島々を通過するマイクロバス内は、

地元の人の会話があれこれ飛び交い、

ウチナーグチのスピードラーニング状態です。

旧暦の3月3日にあたる今日は、浜下り（ハマウリ）です。

「女の節句」とも言われ、女性達は浜に下り手足を海水にひたして身を清め、

潮干狩りを楽しみます。

バスの中から見える浜にも、多くの方が下りていました。  

陶房Gallery島色（島袋克史さん）のカップ。

コーラルブルーの流しかけは、

沖縄のあらゆる青を感じさせてくれる作品。

小鉢としても使い勝手が良さそうです。



A&E（山城悦子さん）の紅型をあしらい、

ひと針ひと針丁寧に仕立てられた本革財布。

エメラルドグリーンの革と、

絹に染められた紅型の鮮やかな図柄が美しい一品。

春（張る）財布としてもいいですね。

どちらも、イベント前から欲しかった作品で、

今回ご一緒出来た時は本当に嬉しかった！

手づくりの温かさを味わいながら、

これからも長く生活を共に出来ればと思っています。